医療技術部 検査課

医療技術部 検査課

当院でのスキルアップについて

患者さんの命を救う一助となるため、また自身のキャリアを充実させていくために、スキルアップやチーム医療、運営管理などの認定資格取得のための勉強を積極的に行っていただけるようバックアップします。

当院で働きたいと考える新人の皆さんへ

入社3年目までに

臨床検査技師の仕事には現場で覚えることがたくさんあります。1~2年目は検査の手順、検査機器の扱い方や患者さんとの接し方、医師や看護師など他職種とのコミュニケーション能力を身につけていただきます。また、日常業務以外にも当直勤務、終夜睡眠時無呼吸検査も行っています。半年ほどのトレーニングの後1人でこれらの業務を行っていただきます。

資格取得で専門知識・技術を充実させよう(入社3年目以降)

一般的に3年ほどで一通りの業務をこなせるようになり、気持ちに余裕ができます。この時期に資格試験にチャレンジしていただくため、仕事を一通り覚えた入社1年後からは、それぞれの興味や部署に応じた資格取得のための勉強も併せてしていただき、キャリアの充実・知識や技術の向上をお願いしたいと考えています。
近年、最初の認定資格チャレンジでは『緊急臨床検査士』の受験者が増えています。分野を問わず緊急性の高い項目をピックアップした内容で、この資格取得は実務経験を示すことにもつながります。実務経験を証明する点では『一・二級臨床検査士』というのもあります。さらに受験資格に実務経験や学会所属年数、患者指導症例数、レポート提出、講習会参加などを必要とする、難易度の高い専門分野認定資格として『超音波検査士』、『細胞検査士』、『輸血検査技師』などがあり、自分のキャリアプランに合わせて取得を目指していただきたいと考えています。

当院ではこのような人材を求めています

入社5~10年目以降

当院では積極的にチーム医療に参加しデータ提供や検査技師の立場から患者支援を行っています。チーム医療に関する認定資格に『認定感染制御検査技師』、『栄養サポートチーム(NST)専門療養士』、『糖尿病療養指導士』などがあります。これらは患者さんの支援を第一線で実践すると共に、職員の安全を守り、病院の収益につながる活動を支えるものです。検査課自体の質の向上や精度保証、管理運営を行うための『認定管理検査技師』、『医療技術部門管理資格』さらに上位の『医療管理者』も創設されています。より高度で専門性のある資格にチャレンジし、各自の力を発揮していただければと思います。