認定看護師・
特定行為に係る看護師
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日本赤十字社長崎原爆諫早病院に所属する認定看護師、特定行為研修修了者、看護管理者で組織しています。認定看護師や特定行為研修を終了した看護師が、学んだ知識や技術を院内外で発揮できるように、情報交換を通して「相互理解」・「相互支援」に務めています。
会としての主な活動として、地域医療施設や福祉施設との交流会の企画・運営を行っています。
呼吸器疾患看護認定看護師とは「あらゆる療養の場で、呼吸障害のある人とその家族に対して、高い臨床推論力と病態判断力に基づいた急性増悪・重症化回避のための支援、症状緩和とQOLを高めるための療養生活支援を実践できる」(公益社団法人日本看護協会呼吸器疾患看護認定看護師教育機関概要より一部引用)ことを目的とした看護師です。認定看護師として学んだ呼吸器看護と「特定行為」を掛け合わせ、患者さんにより適切な支援が実現できるよう取り組んで参ります。
呼吸は生命にとって欠かすことのできない大切な活動です。しかしながら、何らかの問題によって、十分にその機能が果たせない状態となる場合もあります。患者さんが抱えた問題を理解し、問題解決や改善を目指し支援していくのが私の務めと考えています。呼吸に関するご相談があれば、いつでもお声掛けください。
糖尿病看護認定看護師の役割は、糖尿病をもちながら生活する人が、生涯にわたる治療を継続しながらも、その人らしい健やかな生活が送れるように、専門的な知識や技術を用いて支援していくことです。
療養生活に関するお困りのことがございましたら、院内の多職種とも連携して支援してまいりますので、お気軽にご相談ください。
感染管理とは、医療に携わるさまざまな人々を医療関連感染から守ることを目的として組織で取り組む活動です。感染管理認定看護師はICT(感染対策チーム)の中心となり他職種と連携しながら感染対策を実践します。
2022年12月より感染管理向上加算1へ変更しました。連携病院とともに地域の感染対策に取り組んでいます。感染に関わることで気になることや疑問に思うことなどありましたら、いつでもご連絡ください。みなさんが安心して地域や病院で過ごせるように活動します。
2025年に向けて、さらなる在宅医療等の推進を図っていくためには、個別に熟練した看護師のみでは足りず、医師又は歯科医師の判断を待たずに、手順書により、一定の診療の補助(例えば脱水時の点滴(脱水の程度の判断と輸液による補正)など)を行う看護師を養成し、確保していく必要があります。このため、その行為を特定し、手順書によりそれを実施する場合の研修制度を創設し、その内容を標準化することにより、今後の在宅医療等を支えていく看護師を計画的に養成していくことが、本制度創設の目的です。(厚生労働省HPより)看護師の特定行為は21区分、38行為があります。
2021年2月に特定行為に係る研修を修了し、インスリンの量の調整や輸液の調整、人工呼吸器の設定変更などを医師に指導してもらいながら経験しました。これまでとは違い医療行為を行うことがありますので、医師と協力し、安全で正確な特定行為の実施をしていきたいと考えます。
在宅酸素療法となり、自宅で療養生活を過ごしている患者さんを対象とした、看護師が実施する外来での支援です
吉田 光浩(呼吸器疾患看護認定看護師)
支援目標:自宅での療養生活における不安や疑問を軽減し、自己管理能力が向上する
支援内容:1)自宅での生活の様子を確認
2)在宅酸素療法の機器の取り扱いについての確認
3)息切れの自覚や変化等の確認
4)1)~3)で確認した項目から、自己管理能力向上を目指した情報提供を実施
©Japanese Red Cross Nagasaki Genbaku Isahaya Hospital.