教育について
長崎原爆諫早病院 看護部ホーム > 教育について
日本赤十字社長崎原爆諫早病院および看護部の理念に基づき、対象を全人的に理解し尊重できる人格を涵養し、専門職業人として成長・発達し続ける看護職員を育成します。
長崎原爆諫早病院の教育システムは、日本赤十字社の医療施設全体で導入している「赤十字医療施設のキャリア開発ラダー」に基づき、個人の臨床看護実践に応じた研修を長崎原爆病院と共同で企画し、展開しています。
日本赤十字社のキャリア開発ラダーには、新人看護師(レベルⅠ)からエキスパート看護師(レベルⅤ)までの、
①看護実践者や、②看護管理者、③看護教員(専門学校)、④国際活動要員の4コースがあります。赤十字の理念に基づいた看護実践能力を段階的に育成するシステムです。
看護師一人一人が、ライフスタイルに合わせ常に目標を持って、キャリア開発ラダーの研修の機会を自ら選択し、目指す看護に向かってステップアップできるように、支援しております。
また、キャリア開発ラダーの段階別研修の他、1年をとおして自己研鑚ができるように看護部の集合研修、全職員対象の職員研修を行っています。
ラダーⅠ・Ⅱ・Ⅲの研修以外に、医療安全、医療接遇、看護必要度、退院支援等の看護職員全体向けの研修を行っています。
また、e-ラーニングによる学習を取り入れ、自ら学ぶことができる体制を整えています。
2020年度から、新型コロナウイルス感染予防対策の為、集合研修を極力減らし、Zoomを活用したweb研修を取り入れています。
当院では新人看護職員を支えるシステムとしてプリセプターシップを導入しています。プリセプターという先輩看護師が一年を通して新人看護師の学習や心のサポートを行います。実地指導者研修では、講義だけでなくグループワークを積極的に行い、プリセプター間で情報や悩みの共有を行うことで、すべてを一人で背負うのではなく、チームで問題解決を行う思考過程を学んでいきます。
当院では2021年度から看護助手のキャリア開発ラダー制度の運用を開始しました。質の高い医療・看護の提供と看護助手の職務満足の向上を図ることを目的としています。これまでも年間を通して研修を行っていましたが、到達目標をレベル別に明確にした看護助手のキャリア開発ラダーの導入によって、新人からベテランまでレベルに応じた研修を受けることができるようになりました。初年度から14名の方々がラダーのレベルⅠを申請しています。当院の看護助手はとても明るく仕事熱心です。これからの更なる成長・活躍を楽しみにしていてください。
災害医療、NST、褥瘡ケア、認知症看護、呼吸ケアなどの専門領域の研修を実施しています。
当院ではリーダー研修を3回/年シリーズで行っています。
チームリーダーはチーム活動を行う上でリーダーの役割を理解し、実践につなげることが必要です。また、チームの統率力やメンバーやチーム間の調整力、コミュニケーション能力、マネジメント力なども必要になります。
1年を通して、以下の2つの目標を掲げ、看護係長会が中心となり支援しています。
看護研究計画書から抄録、論文作成まで、専任の講師による指導を受けながら、看護研究に取り組み、院内発表を行っています。 後にそのほとんどが、全国レベルの看護学会で発表しています。
厚生労働省の新人看護師研修ガイドラインをもとに日本赤十字社が作成した新人看護師研修ガイドラインに沿った新人教育体制をとっています。
赤十字の理念である「人道」を基盤とした看護実践ができる新人の育成、ならびに新人に関わる全ての職員が “ひとも自分も大切にする”を重要な価値観として、育み育まれる組織文化の醸成を目指しています。
①長崎原爆病院との合同研修を含み、年間15回の集合研修を実施しています。
地域との交流を深める為にも近隣施設の新人看護職員が当院での研修に参加できるよう呼びかけ、ともに学びを深めています。
②講師には、認定看護師、特定行為に係る研修修了看護師、呼吸療法士、ラダーⅢ取得者、赤十字健康生活支援指導員、コメディカルなど幅広い人材を駆使し、分かり易くそして専門性の高い内容となっており、すぐ実践に生かせる内容となっています。 また、メンタルサポート・リフレッシュを目的に年に1回長崎原爆病院とともに多職種の新人職員が参加し、宿泊研修を実 施し、好評を得ています。
③病棟では一日でも早く馴染めるように新人一人ひとりに実地指導者が担当し、「育み、育まれる組織風土の醸成」を目指し、チーム一丸となって現場教育に力を入れています。
研修
実践
項目
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©Japanese Red Cross Nagasaki Genbaku Isahaya Hospital.