専門領域・チーム医療

糖尿病看護研修について

糖尿病患者さんとともに治療に向き合えるように、私達看護スタッフも日々研鑽に励んでいます。糖尿病の基礎から応用など、1年単位でコース研修を行っています。

研修は院内の糖尿病ケア委員会の医師や日本糖尿病療養指導士が企画・実施しています。時には外部の講師を招き、最新の情報を得られるように工夫を行っています。

日本糖尿病療養指導士(以下CDEJ)とは、糖尿病とその療養指導全般に関する正しい知識を持ち、医師の指示のもとで患者さんに療養指導を行うことのできる熟練した経験を有し、試験に合格した看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士に与えられます。当院でも6名のCDEJが活躍しています。CDEJと糖尿病ケア委員会が中心となり、今後も糖尿病看護のレベルアップを図っていきます。

呼吸器看護研修について

呼吸器看護研修は、呼吸器疾患患者の「看護ケアの質の向上」「個別性のある呼吸ケア」ができることを目的に研修を企画して実施しています。

呼吸器の疾患について、呼吸器疾患に関連する検査や薬剤について、肺の理学療法についてなど理解を深めるために呼吸ケアチームで担当して実施しています。

また、看護師全員が人工呼吸器を安全に取扱えるように、年間を通して慢性呼吸器疾患看護認定看護師と3学会合同呼吸療法認定士が中心となって研修を行い知識技術の向上に努めています。

糖尿病ケア委員会

<目的>
 スタッフの糖尿病に関する知識と技術およびモチベーションの向上を目指し、高度で質の高い糖尿病診療をチームとして提供します。

<構成メンバー>

医師
薬剤師
看護師
理学療法士
管理栄養士
検査技師

 

<専門資格>
糖尿病看護認定看護師
日本糖尿病療養指導士

<主な活動>
院内勉強会開催、糖尿病マニュアル作成、症例検討

呼吸ケアチーム

<目的>
 当院には呼吸不全外来を開設しており、呼吸不全の患者さんや喘息の患者さんに対する支援を提供する場面が少なくありません。呼吸ケアチームは、「呼吸ケアの向上」を目的に2009年度に発足し運営しています。
 呼吸ケアの向上を図り、患者さんと家族に少しでも役に立てる支援ができる事、呼吸ケアを実践するコメディカルスタッフがチームとして呼吸器疾患の連携した支援を展開することを目標に努力しています。

<構成メンバー>  

医師(呼吸器内科)
管理栄養士
薬剤師
臨床検査技師
看護師
診療放射線技師
理学療法士

<専門資格>
・慢性呼吸器疾患看護認定看護師
・学会合同呼吸療法認定士

<主な活動>
・呼吸器教室 毎月第2・3火曜日(呼吸不全外来開始前)13時30分~14時の運営・実施
・喘息教室 第4または第5月曜日、(年4回=6月・9月・12月・3月)14時~15時の運営・実施
・院内研修 3回実施(2015年度)
・職員向け呼吸ケア情報誌『呼吸ケアだより』 年3部発行(2015年度)
・患者会(呼吸不全患者の患者会「あじさい会」、喘息患者の患者会「のぞみ会」)の交流会の支援   ほか

緩和ケアチーム

アロマケア<目的>
 緩和ケアチームは、がん患者に関わる医療スタッフが専門性を生かし、協働して患者さんの苦痛の緩和を目指しています。がんと診断された時からの緩和ケアの普及や患者さんやご家族が抱える苦痛に寄り添い、その人らしさを尊重したケアの提供を目標としています。

<構成メンバー>

医師(消化器内科医)
看護師
薬剤師
管理栄養士
作業療法士

<専門資格>
緩和ケア研修(PEASE)修了
緩和ケア認定看護師
専門分野における質の高い看護師研修 がん看護研修修了

<主な活動>
・他職種によるチームで活動しています。
・1回/月の定例会議では、症例検討やオピオイド使用患者さんや化学療法を受けている
患者さんの情報を共有しています。
・不定期で院内研修を開催しています。

褥瘡委員会

<目的>
 入院患者さんの高齢化に伴い褥瘡発生リスクが高くなる傾向にあります。患者様の個別性に合った援助を行い褥瘡の発生予防・早期治癒を目指しています。

<構成メンバー>

医師
看護師
薬剤師
管理栄養士
理学療法士
事務部

<主な活動>
・月1回の定例会では、入院患者の褥瘡発生状況、褥瘡実態調査、体圧分散マットレス及びエアマットレスの
適切な使用状況の確認などを行い、情報を共有し問題解決につなげています。
・褥瘡ラウンドを月1回実施し、多職種によるアセスメントを行っています。
また、皮膚科医師と皮膚・排泄ケア認定看護師による研修会を年2回主催し、褥瘡ケアのスキルアップを図っています。

褥瘡対策の様子1 褥瘡対策の様子2

ICT(感染制御チーム)

<目的>
 ICT(感染制御チーム)は、院内の感染対策を実施する実働組織として設置されています。
 院内感染に係る事項についての実態調査、対策(マニュアルの作成を含む)、啓発、教育指導、情報発信などの活動を行い、病院感染を予防あるいは制御することを目的としています。

<構成メンバー>

医師
看護師
薬剤師
臨床検査技師
放射線科技師
管理栄養士
事務職員

<専門資格>
 感染症専門医      感染管理担当看護師
 感染管理担当薬剤師  感染制御認定薬剤師

<主な活動>
以下の内容をメンバーで検討し、院内感染対策委員会に諮り、実践に結び付けています。
感染対策に関する医療上、看護上のアドバイス
院内ラウンドの実施と感染対策の浸透・改善
抗菌薬の適正使用についてのアドバイス
各サーベイランスの実施と結果の活用
院内感染対策マニュアルの作成、改訂及び周知
職員教育(集団教育、個別教育)
職業感染対策

NST(栄養サポートチーム)

<目的>
 NSTは患者の適切な栄養評価の実践を行い、静脈、経腸、経口すべてにわたって、適切な栄養療法を実践する事により、より質の高い医療の提供と患者さんのQOLの向上を図る目的とします。

<構成メンバー>

医師
薬剤師
看護師
理学療法士
管理栄養士
医療事務
 

<専門資格>
・NST専門療法士
・摂食嚥下コーデュネーター
・病態栄養認定管理栄養士

<主な活動>
・病棟ラウンド及び多職種によるカンファレンスを1回/週を行ない、
NST介入の必要な患者さんの栄養評価(必要栄養量)、栄養補給方法、食事内容の検討を実施しています。
・栄養サポート、嚥下テスト、口腔ケアなどのテーマでNST勉強会を3~4回/年実施し、
職員の知識及び実践能力向上に努めています。